私の出会った愛すべき人たち

だいたい1日1件更新。これまでに出会った印象的な人やものごとを記録。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

竹取り女子

行動力とフィーリングの権化みたいなKっちという女子がいる。 好きな芸能人ができれば国境を越えてまで追いかける)、ボードにはまれば冬中雪山にこもる、恵まれない子のニュースを見たら現地までボランティアに行く、とにかく「やりたい!」と思ったその瞬…

塩の達人

Tっちゃんのおしゃれオフィスに遊びに行く機会があった。 文房具にまじってデスクに並べられた小瓶をみると、 「エジプトの塩」 「マグマ塩」 「ヒマラヤ岩塩」 その他なんかわからない塩、塩、塩… オフィスにも置いてるってどういうこと?「肉にはこの塩、…

23歳のゾンビ

大学時代の男友だちで異常なほどのゾンビマニアがいる。 どれくらいゾンビが好きかというと、将来の夢はゾンビになることだと本気で言い切っ程たくらいだ。 「漫画が好きだから、漫画家になりたい!」とか「服が好きだからデザイナーになりたい!」みたいな…

アルデンテ系、モテ女

「モテる女」とか「天然女子」とかって聞くとえてしてふんわりスカートの似合う癒し系女子を想像する。色であらわすともちろん白かピンクである。異論は認めない。 私の知っている女子のなかで「モテ」と聞いてすぐさま思い浮かぶのは大学時代の同級生のKち…

みきピュ〜のバレンタイン

前の記事で紹介したみきピュ〜(しつこいようだけどみきピュ〜のピュ〜は、ピュ〜と吹くジャガーのピュ〜)が、高校生のときに一度だけバレンタインに手作りをしたことがある。 高校生のとき恋愛にご縁がなかった私たちも、バレンタインの日には「友だち同士…

ピュ〜と吹く系、女子高生

「女子高生」という響きに甘酸っぱい憧れのような気持ちがあるのは何故だろうか。かつて、自分にも女子高生時代があったことがにわかには信じがたい。 じゃあ、女子高生だった自分が何をしていたかというと、カラオケや恋愛、部活動などには見向きもせず、放…

リサちゃんとオバタサンチェリー

「オバタサンチェリーが死んだ」と、小学校の帰り道にリサちゃんが言った。 「オバタサンチェリー?」 あだ名なのか、外国の人なのか、ゲームの中の話なのかわからず戸惑うわたしをよそにリサちゃんは淡々と話を続ける。 よくよく聞くと、金魚すくいですくっ…

忍者系上司

大学を卒業して、いちばんはじめに入った広告会社の上司はものすごく職人気質な人だった。 その人は、デザイン、写真撮影、ライティング、企画、など、ありとあらゆる分野をたった1人で開拓し、納得のいくものができるその瞬間がくるまで、決して妥協するこ…