私の出会った愛すべき人たち

だいたい1日1件更新。これまでに出会った印象的な人やものごとを記録。

父親

がなくなって一か月以上たった。

10年以上顔もあわせず、まともに話もしていなかった。

 

だけど、だいすきだった。

それが本人に伝わっていたのかどうなのかが心配で、もどかしくて、居ても立っても居られない気分になる。

 

ぱたぱたと告別式や葬儀が終わって、

東京にもどった私の生活はこれまでと何にも変わらない、はずなのになんでこんなに突然何もかもがつまらなく感じるようになってしまったんだろう。

 

母親を通じて私の仕事や日々の生活の話を聞くのを楽しみにしてくれた父親がいない。

 

今まで「自分が幸せでいること」とか「自分が周りに認められること」を、当然のごとく「自分のため」だと思ってた。信じて疑わなかったというより、疑う余地もなかった。でも、幸せな自分、認められてる自分でいることで父親が喜んでくれるんだって、無意識に刷り込まれてたんじゃないかな。

 

つまらない、つまらないなあ。

どうしよう。